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2013年 03月 28日
2013年 03月 25日
![]() 自分にとっては建築のケの字も分からない一回生の頃から、時に(いや、ほとんど)厳しく、そして(たまに)優しくご指導して頂き、自分の建築に対する思いの核となる部分の形成に多大なる影響を与えた恩師。京都を離れ、留学、海外での生活を経た今でも、師からの教えは自分の思想の基礎として残りつづけています。 その高松先生の16年に渡る京大での指導の総括として、講演会と展覧会が開催されます。 以下詳細を。 高松伸教授記念講演会 日時 : 2013年3月26日(火) PM5:30 - 会場 : 京都ホテルオークラ3F「翠雲」(大江能楽堂から急遽変更されました。ご注意ください) 京都大学高松伸研究室作品展「ORIGIN」 会期 : 2013年3月26日(火) - 3月31日(日) 開場時間 : AM11:00-PM5:00 会場 : 京都文化博物館別館 いずれも入場無料、予約不要です。 また、高松先生の投げかけた「建築の根源とはなにか?」という問いに、研究室出身者がそれぞれの思想をもって答えるような形でまとめられた書籍「建築のORIGIN」も退官に併せて発行されます。 是非。 ■
[PR] 2013年 03月 16日
2013年 03月 14日
![]() 恐らく、NYに戻ってくる事はもう当分ないでしょうし、ましてやアメリカに住むなんて事はこれから一生ないでしょう。ただ、次にNY,Princetonに戻ってくることがあれば、今度は学生としてではなく、もう一回りふた回り成長した形で、こちらから何かを与えられる立場で。そんな事を心の隅に置きつつ、これからのまた新しい数年間を展開してゆきたいです。 ■
[PR] 2013年 02月 27日
![]() 東京大学大学院 隈研吾研究室 博士課程への四月からの進学が決定しました。性懲りも無くまた学生に逆戻り。なので、三月をもって現在の事務所を退職し帰国します。 なぜこのタイミングで帰国、しかも博士課程進学?と思われる人も多いと思います。実は当の本人も未だに良く分かっていないのですが笑。留学後の帰国のきっかけとそのタイミングとしても、そして今後どのように建築をやっていくかを見極める上でもこれが一番自分に適した選択肢であるように感じたということでこのような形になりました。 三月はちょうどJesseが率いるPrincetonのJapan Studioの日本旅行があるので、それと一緒に帰国します。初めての東京での生活におっかなびっくりですが、東京近辺の方々、よろしくお願いします。 ところで東京ではJapan Studioに合わせて、事務所の実質的な処女作であるドバイのオフィスビル”O-14”についてAAから出版された書籍”O-14 Projection and Reception”の発刊記念シンポジウムが東大で3/17に開催される予定です。まだ詳細は決まっていないようですが、本にエッセーを寄稿したSylvia Lavin, Jeff Kipnis, Sanford Kwinter,そして編集のBrett Steeleが参加するとのことで、なかなか面白いディスカッションが展開されるのではないかなと(ただ最初の三人がヒートアップすると、とても議論についていけないような状況になる可能性も…) あと、同じ日のシンポジウムの前には東大とPrincetonの合同Mid Reviewがあるそうですよ。 ■
[PR] 2013年 02月 23日
![]() 展覧会自体についてはさておき、最終的に出来上がった「みんなの家」を見て思った事に焦点をしぼって書こうと思います。 数人の建築家達と伊藤豊雄が集まって設計したということですが、よくも悪くも、伊藤豊雄が全てを持っていったような作品に見えました。というのは「みんなの家」が、「メゾン・ドミノ」から「せんだいメディアテーク」に引かれた線の延長上にあるように思えたからです。 ![]() で、次に「メディアテーク」と「みんなの家」を見比べてみると、非常にその構成が似ている事に気づかされます。 「メディアテーク」の林立するチューブと、「みんなの家」での同様に林立する丸太。両者とも「柱」が主題になっている事が分かります。ただ、「メディアテーク」における「柱」、つまりチューブは具体的な機能を包含する存在として位置づけられていたのに対し、「みんなの家」でのそれにあたる丸太は、中になんの機能も包含していないのです。 「みんなの家」の丸太は津波による塩害を受けたものであるそうです。つまりチューブのような具体的機能のかわりに、丸太にはそういった象徴機能が包含されていると言えるでしょう。また、丸太自体は皮を剥いだだけで製材せず、実際に構造として機能している部分を非構造部分が包み隠す形になっている点で、チューブを構成していた丸鋼が、構造強度を純粋に表していたのと対照的です。 こうしてみていると、なんとなくポストモダニズムの再評価として「みんなの家」は位置づけられるのではないかと、個人的には思えてきました。そういった点で、この「みんなの家」は今後の建築の流れを読み取ってゆく上で非常に重要な作品であるような気がしました。 ![]() ![]() ■
[PR] 2012年 12月 26日
2012年 12月 23日
![]() 今年も世界各地からプロジェクトが集まっています。アメリカからはSCI-Arc一人と僕の二人で少し寂しい感じですが・・・ 来週土曜日には講評会が開催されます。クリティックは以下の通り。 重松象平(OMA) 松岡 聡(Satoshi Matsuoka & Yuki Tamura) 高橋 堅(高橋堅建築設計事務所) 中田千彦(宮城大学) 松田 達(松田達建築設計事務所) 小室 舞(Herzog & de Meuron) 去年とほぼ同じ顔ぶれですが、京大で3つ上の先輩である小室さんや、松岡さん(これまた京大の先輩!)が加わり、前回とはまた違った視点からディスカッションが展開されることを期待しています。僕もスカイプ経由でニューヨークから参加します。 今年は予約制となっているらしいので、当日会場で講評会を聞きたいという方はwebsiteから予約が必要です。まだ空きがあるそうなので、是非。一人1000円と値が張りますが、この展覧会は資金サポートしてくれるスポンサーがつかず、基本的に各出展者持ち出しでやっているので、ご理解よろしくお願いします。僕も今月は出力費、郵送費でJJ貧乏です笑。 前回の会場だった吉岡ライブラリーは新建築社社屋の取り壊しで無くなってしまった事もあり(これについてはライブラリーに収蔵されていた貴重な書籍も全て処分されたという信じがたい噂も広まっていますが・・・)、今年はHAGISOという木造築50年のもともとは芸大生のための下宿だったのを、展示や各種イベントの会場として使える文化施設としてコンバージョンしたものが会場になっています。なので、古色を帯びた柱梁がむき出しになっていたりと、白で統一された吉岡ライブラリーのクリーンな空間でのオーソドックスな展示とはまた違った面白さが出ているのではないかな、と想像しています。 とまれ、今年は28日まで、来年は1月4日~20日(毎週火曜は休み)と前回よりも長い会期で開催されていますので、是非会場に足を運んで頂ければ。 ■
[PR] 2012年 12月 09日
2012年 11月 19日
![]() toshiki-hirano.comです。 htmlタグから、jqueryと、何がなんやらさっぱりの状態から始めたのですが、コツコツ勉強してなんとかここまで辿り着きました。ローディングが遅いのはたぶん安サーバーのせいです。トップページはムービーが流れる仕様なのですが、大抵の人が再生開始までに次のページに移ってしまうような気が・・・ コンテンツはさして目新しいものはありませんが、これから何ができるかもう少し考えてみようと思います。 ■
[PR] 2012年 11月 11日
2012年 08月 19日
![]() 不思議なもので、英語ではうまく繋がっているように感じられた論理展開が、いざ日本語にしてみると今ひとつだったりすること(逆の日本語から英語の場合も然り)が往々にしてあります。今回は特にそうで、手伝いに来てくれた後輩に日本語で初めてプロジェクトの説明を試みてからずっと、どうやって日本語でも説得力のある説明が出来るのだろうと苦悩してきました。何度か文章、レクチャと日本語で説明をしなければならない機会があって、その度に色々な順序、アプローチでの展開を試してみてようやく日本語でも考えが整理されてきた感があります。 最初には絶対に譲れないと思っていたような前提も、思考を進めてゆくうちに徐々に変質してゆくもので、以前に書いた途中経過とは結果的に色々と変わってしまったので、また最初から説明をしてゆきましょう。 (ちなみにそれぞれの画像は解像度が大きなものをFlickrにアップしました。こちらから見る事ができます) ![]() ![]() ![]() ![]() これに着目し、従来の建築原理への批判としてのタイムズスクエアにおける資本主義の理にかなった新たな建築原理の探求がこのプロジェクトの主題である。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 例えばVictoria’s Secretが全面を使って広告を展開すれば、上部ではブランドを象徴するロゴやイメージが浮遊し通行人の注意を惹く。近づくにつれて徐々に下部の情報、セールやモデルの着用イメージが浮かび上がり、各脚の下層部には商品-ブラやパンティなど-のより詳細な情報が表示される。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 最後に、Final reviewのプレゼンテーションを録画してもらったのも載せておきます。喋っているときは必死なので分からなかったのですが、やはりまだまだ発音、スピードが熟れていないですね... なかなかアップロードするのは恥ずかしいものですが、まぁこれくらいの英語力でもなんとかなったよという参考になれば幸いです。 This project could not have been realized without the guidance of Michael Meredith and Elizabeth Diller, and also without the inspirations from Jesse Reiser and Sylvia Lavin. Special thanks to: Robert Cha (Animation) Masafumi Oshiro (Physical Model) John Murphey (Physical Model) Yu-Cheng Koh (Physical Model) ■
[PR] 2012年 07月 23日
![]() 一方住まい探しの方というとニューヨークの日系不動産に片っ端から問い合わせるも返ってくるのはどこも「予算+100ドルだと紹介できるものが幾つかあるのですが」といった具合で、もうこれで住む場所が見つからないままホームレスにでもなってしまうのではなかろうかと絶望感に浸っていたのですが、そこに一本の電話が。なんでもQueensで新築の一戸建てで未入居4人シェアという奇跡的な条件。 という訳で、Queensで新生活が始まりました。実は在学中2年間BrooklynもQueensもほとんど足を踏み入れた事が無く(せいぜいAsymptoteのオフィスにスタジオで数回行った程度)、電車から見下ろした建物の屋上には落書きがびっしりで最初はおっかなびっくりだったのですが、ようやく慣れてきてマンハッタンとは全く違った魅力がある事に気づき始めました。 自分の住んでいるエリアはWoodsideといって、ヒスパニック系、パキスタンインド系、中国、韓国人が多いとのことなのですが、確かにヨーロッパ、アフリカ系は街を歩いていてもほとんど見かけず、飛び交う言葉も英語よりも何語かも分からないものの方が多いような具合。で、20分くらい歩いて隣町に行くと今度は小さなチャイナタウンになっていて公園では昼から中国人のおっさん達が博打に興じ、街角ではブルーシートに囲われて中が見えない屋台で何やらあやしげな料理が売られ、全体がトイレの臭いがする巨大スーパーがあったり。 オフィスへは7ラインといって、タイムズスクエアからグランドセントラルを経て、東へ東へQueensに延びてゆく地下鉄に乗って通勤しています。地下鉄といっても実際に地下を走っているのはマンハッタン内くらいで、その後は高架を走って行くのですが、その高架下に沿って繁華街が広がっていて、全く別物とはいえ神戸出身の自分としてはなんとなく三宮元町を思い出してしまいます。朝の通勤時間帯は日本並みのすし詰め列車なのですが、そのぎゅうぎゅう詰めにされている人達は皆体型も顔つきも肌の色も全くバラバラで、日本とは大分印象は違います。毎朝そんなバラバラの人々が遠くにエンパイアステートビルを見ながら、その足下に広がるマンハッタンの街に吸い込まれてゆく光景には、ハッピーだとは当然言えないけれども物悲しいかと言われるとそうでもない、色々混ざり合ったなんとも複雑な感情を抱かせられます。 これからしばらくその集団の中の一人として、この街、この国を見つめてゆきたいと思います。 ■
[PR] 2012年 07月 09日
2012年 06月 29日
![]() 忘れがたい二年間でした。 二年前の秋、深夜に真っ暗なキャンパスに一人たどり着いた時の心細さ。学部では唯一英語クラスに編入させられ、ゼロどころかマイナスからのスタート。それでもなんとかしがみつき、多くの人に出会い、そして多くの思想に触れる事が出来ました。それらのどれか一つが欠けても今の自分が存在しえない、そう断言できる程、密実な二年間でした。 7月からはReiser + Umemotoでの勤務が始まります。 今度は学生ではない立場から、建築を追究してゆきます。 次のチャプターの始まり、始まり。 ■
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About
PROFILE
平野 利樹 とうとう学生卒業、と思いきや。 2004 - 2009 京都大学建築学科高松伸研究室 2010 - 2012 Princeton University SOA Master of Architecture 2012 - 2013 Reiser + Umemoto 2013 - 東京大学建築学専攻隈研吾研究室 博士課程 Web : toshiki-hirano.com Portfolio : issuu Mail : info@toshiki-hirano.com カテゴリ
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