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2010年 03月 15日
大波
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コンペ、教習、留学の三本立ての今日この頃。


コンペは個人的にはホロコーストメモリアルコンペを、そして半分お手伝いとして市原プロポーザルをやっています。ホロコーストメモリアルは審査員がリベスキンとマイヤー。アツい。提出30時間前でまだマテリアルがない状態ですが、ここから追い込んでいきます。二徹必至か。
敷地はアメリカ東海岸、大西洋を望む砂浜に面していて、Broad Walkと呼ばれるウッドデッキに覆われた長大なショッピングストリートの一角にあります。このショッピングストリートが厄介で、ホロコーストとは全く無縁の、世俗にまみれた雰囲気ぷんぷんなのです。(巨大な地球儀がめり込んだビルがあったり、カフェがパラソル広げてたり)
そうであれば通りに対して壁を建てるなりしてその雰囲気を遮断してホロコーストにふさわしい静謐な空間を作れば簡単なのですが、コンペのルールで通りから25%以上空間を遮蔽しない、閉じた空間を作らないというのがあって(これはたぶんセキュリティの関係)そういった手段を選べない。さて、どうするか。おそらくこれが今回のコンペで一番重要なポイントで、これを基に設計を進めたのですが、果たして。


留学ですが、進展がありました。MIT、UCLA、そしてPrincetonから合格通知が来ました!GSAPPは残念ながら不合格。なので今のところ3勝1敗ですね。まだ第一志望のGSD、そしてUPennからは何も来ていないのですが、たぶん今週中か来週の始めには動きがある筈です。ざわざわ。
とりあえずまだどこに行くかは分らないものの、9月からアメリカに行くことは決定しました。
で、合否通知を受けて面白いなと思ったのが、学部長が直々に連絡をしてくるところが多い事で、MITは(Yaleもそうらしい)学部長が一日中世界中の合格者に電話で合格通知をしていたようで、僕に電話がかかってきた時には、声が完全に疲れていました(笑。メールでも学部長の署名で丁寧に一人一人違う内容で来るし。

あと、来週京都でライザーウメモトのお二人と会食することになりました。実家から「梅本さんという人から留守電が来てた」と言われて、ひっくり返りそうになりながら伝えられた番号に電話したらRURの梅本さん本人が出てきて、曰く今プリンストンの学生と日本に来ているとのことで、話したいことがあるから会わないか、と(RURのジェシーライザーはプリンストンの教授)。なんか遠くアメリカ東海岸の大学に受験したのに烏丸でその教員学生達に会うことになるとは、不思議な気分。
PrincetonはGSDと同じくらい自分にとっては魅力的な大学だったので、根掘り葉掘り話を聞いて、どちらが自分にとって良い環境か判断したいなと思います。ってGSD受かってるか分らないけれど…

突然色々な物事が急激に進み始めて、ついていくのがやっとの状態ですが、なんとかこの大波に乗れるように頑張ります。

by hirano-eureka | 2010-03-15 00:30 | 最近の行動


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