2001年 04月 06日
推薦状
推薦状について。



エッセーと並んで出願の際に戸惑うのがRecommendation letter(推薦状)です。
日本では一般的ではありませんが、留学の際は出願だけではなく奨学金の応募にも推薦状は必要になってきます。
基本的に推薦状は、出願者を良く知る人間の視点からその人となり、実績、能力を入学審査官へ紹介するためのものです。エッセーが自分を主観的な立場から紹介するものであるのに対して、推薦状は客観的な視点から書かれたマテリアルであるとも言えますね。

先述したように、日本では推薦状はあまり一般的ではなく、恐らく大半の教授は書いた事がないのではないでしょうか。しかも英語で書かなければならないのでさらにハードルが上がる訳ですよね。なので、最低限どう推薦状を書いてほしいかをある程度こちらで挙げる必要がでてくる事は覚悟しておいた方がよいと思います。もしかしたら全文自分で書く事になるかもしれません(というか殆どの場合自分で書く事になると思います)。早い段階から、誰に何を書いてもらうかは決めておいた方がよいとおもいます。


内容について

もし推薦状の内容をこちらで挙げなければならない場合、ないしは自分で本文を書かなければならない場合、どのような内容を盛り込めば良いのでしょうか。
推薦者と出願者との関係(どのようにして知り合ったのかなど)
・出願者の実績
・出願者の性格
・推薦者からみた出願者のセールスポイント(なぜ志望先の大学でないといけないのかという理由)
だいたい以上のような事柄が文章の流れにそってあれば良いでしょうね。
ここもエッセーと同じで、なるべく具体的な話を盛り込むことが重要だと思います。例えば出願者が優秀であるとだけ書いても説得力はそこまでありませんよね。そこに何か具体例、研究室での活動でリーダーシップを発揮したとかそういった裏付けをしてやらないといけない訳です。これはエッセー、推薦状に限らず英文では常に要求される事なので注意しましょう。


誰に書いてもらうか

いくら他者が出願者について客観的な視点から推薦状を書いたとしても、その人が入学審査をする教授達が全く知らなくて肩書きも無い人だった場合と、教授陣が知っているまたはしっかりとした肩書きがある人が書いた場合とではどちらがより効果的な推薦状となりうるでしょうか?
普通に考えて見ず知らずの人が言っている事よりも知っている人が言う事の方が信頼できますよね。なので後者の方がより訴求力のある推薦状であると言えます。
つまり、推薦状の内容はもちろん重要なのですが、誰が書いたかということも内容と同じくらい(もしかしたらそれ以上に)大事な要素なのです。
では誰に書いてもらうか。殆どの大学は3人分の推薦状を要求しています。うち2人は自分の大学の人間である必要がある(ないしは望ましい)となっています。1人は自分の指導教授が良いでしょう。あとの二人は
・留学経験がある(志望大学出身だと強い)
・知名度がある
・海外の書籍で紹介されている。
などの基準から選ぶと良いでしょう。
ただ、いくら知名度があるからといって、自分のことを殆ど知らない人に頼んでもちゃんと書いてくれない可能性が高いのでそこらへんはよく考えながら誰に依頼するかを決めましょう。
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by hirano-eureka | 2001-04-06 00:57 | 留学


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