2010年 09月 12日
小春日和
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もうすぐでこちらでの生活が始まってから二週間になる。
あまりにも多くの新しい経験がありすぎて、もうすでに二ヶ月くらい居るような感覚でいるのですが、時々日本とスカイプで話をすると、向こうの生活は殆ど変化していない事に気づかされて、時間の経過感覚が補正されるような具合です。

セメスター開始が迫るにつれて寮にも人気が出てきました。建築のクラスメイト達も続々と集まりつつあります。当然建築同士でつるむ訳で、寮の地下にあるD-barという大学運営!のバーに夜な夜な繰り出しては、他の学生も交えてわいわいやっています。
そういった感じで人付き合いが始まってくると、今まで殆ど見えていなかった文化の違いというものがふとした瞬間にあぶり出されてきます。今のところ建築の同期は皆欧米系でアジア系はいないのですが、そうしたこともあってか、その時々垣間見える文化のギャップが結構大きく感じられて、その度に気分が浮き沈みするような状態に。
おそらくカルチャーショックの第二段階に差し掛かったのでしょうか。ここからはあまり詰め込みすぎないようにマイペースを意識してやっていかないと。

プリンストンでは先週は少し残暑で暑い日もあったのですが、最近はどんどんと秋めいてきて、非常に気持ちのよい天気が続いています。なので今日はキャンパス内の広場のベンチでサンドイッチ片手に半日読書していました。なんと優雅な。
読んでいたのは日本から持ってきた、岡倉天心の「茶の本」と、江藤淳の「アメリカと私」
「アメリカと私」は筆者がリサーチフェローとして二年間、プリンストンに留学していた際の体験談をまとめた物なのですが、筆者の心の機微が非常に正確なタッチで描かれ、単なる体験談にとどまらずそこから文化論にまで昇華してゆくような内容です。アメリカに留学する学生にとっては必読書とも言えるのではないでしょうか。
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by hirano-eureka | 2010-09-12 14:21 | 最近の行動


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