2011年 02月 03日
2010 Fall Studio Report 03
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さて、前回の都市リサーチから出てきたアイディアが、一本のチューブが機能や環境に応じて様々な形態に変化してゆき、さらにはそれぞれのチューブが絡み合うことでネットワークを形成してゆくというものでした。

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ここから色々スタディを進めて、最終案のプロトタイプになったのがこちら。
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上の5つの基本形態の間を徐々に変形してゆきながら続いてゆく一本一本のチューブを合計で9本並べ、それらに局所的に拡大、捻り、曲げの変形が加わることでお互いに絡み合っています。
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単純な紐が絡み合うのとは違って、ここではそれぞれのチューブの異なる形状が絡み合っているため、時には噛み合ったり時には並列するなど、多様な関係性が作られ、それが最終的に秩序によって無秩序を産み出すシステムとして都市に適用できるのではないかというのがこの段階での狙い。




動画はクリックしてYoutubeへ飛んでもらえれば高画質で見れます。

プラン方向やエレベーション方向での断面ムービーを見てもらえればそれぞれのチューブが様々な形で絡み合い複雑な関係を作り出しているのが分かると思います。
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3Dプリントでのモデルも要求されていたのでこのような形でシステムの一部分を取り出して製作しました。これがはじめての3Dプリントだったので果たしてどこまで細かいパーツがプリント可能か把握できていなくて少し野暮ったい感じになってしまったのですがそれはご愛嬌で。

これを二回目のピンアップで見せたのですが、高性能のエンジンと遺伝子とのハイブリッドのようななんともミステリアスな感じでいいねとハニは気に入ってくれたのですが、ここから如何にして現実的な都市に落とし込んでいくかを重点的に指摘されました。この時点ではチューブの基本形態には特に機能的根拠はない状態で、さらにこのシステムが水平方向に展開されるのかそれとも垂直かもまだ定かではなかったので、そのあたりを詰めながら発展してゆくことになりました。
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by hirano-eureka | 2011-02-03 13:52 | 建築チクチク


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