2006年 06月 10日
My Architect観てきた
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今日が十三にあるミニシアター、第七藝術劇場での公開初日だったんで観てきました。

この映画、近代建築最後の巨匠ルイスカーンと愛人との間にできた息子ナサニエルカーンが監督、主演をしていて、各地を旅し、自分の父親の本当の姿を求めるというドキュメンタリーです。
ほとんど一緒に過ごす事も無くある日突然ナサニエルが11才の時に莫大な借金と3人の未亡人を残し世を去った”と言われている”自分の父とのことらしい謎の人物から、彼に関わったありとあらゆる人々の歯に衣着せぬ証言、そして彼自身の建築達を通して建築のために生き、そして死んだ「お父さん」へと父親に対して抱くイメージが変わってゆく過程が見事に描写されています。
中でもキンベル美術館の光の美しさ、バングラディッシュの国会議事堂での、地元の人々が議事堂を自分達の誇りだと言い、ナサニエルを歓迎するシーン、議事堂で設計に関わった現地の建築家の言葉には感動で涙しました。
普段は遠い昔にいた英雄のように思われてしまう巨匠が、もっと身近に、一人の人間として感じられる名作です。
万人が目指すべき建築家の理想像では決してありませんが、ルイスカーンの偉大さが少し理解できたように思います。
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by hirano-eureka | 2006-06-10 18:51 | 建築チクチク


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