2006年 07月 27日
建築巡り
夏休みに入ったはずなのに、製図室の大量の荷物を毎日持って帰ったり、某大手設計事務所のバイトのための履歴書を書いたり、いつの間にかクローゼットの中でカビを生やしてしまったジャケットを洗ったりするのに忙しくて、実感が湧きません。

で、昨日は製図室から模型を持って帰るついでに久々に建築めぐりしてきました。
この夏最初の建築巡りということで、




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織陣ⅠⅡⅢ(高松伸設計)を再訪。相変わらずツンツンしてました。
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しかしそんじょそこらの奇をてらった建築とは違って何か形容しがたいパワーを持っていますね・・・

次に行ったのがDOCOMOMOにも選定されている京都中央電話局西陣分局(岩元禄設計)。
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岩元禄は29歳にして結核でこの世を去った天才とのこと。遺した建築はこれをあわせて3つのみ・・・
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さっきの織陣と同じように、何か理解しがたいパワーを感じます。色んな様式を取り入れてはいるのですが、最終的にはどのスタイルにも分類できない、独特なものになっています。しかし電線邪魔・・・

横にあったごみ収集車ステーションのおっちゃんに一通りこの建築の凄さを説明した後、南下して京都府庁舎を目指しました。
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途中にウチの助教授設計のチャペルを発見。これまた電線邪魔・・・
で、府庁舎到着。
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正直全く期待していませんでした。こういった明治の近代建築って、たいがい変に威張って一般庶民を寄せ付けない雰囲気を持っていて、それが嫌いでした。
でもこれは違ったんです。なんというか、非常に落ち着ける空間。体にしっくりくるスケールで設計されてるからなんでしょうか。回廊の柱の間隔は大体175cm、天井もちょうど良い高さです。
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中庭に面した回廊は滅茶苦茶暑かった(室外機が全部中庭に設置してあった)ですが、ベンチに座ってそのまま昼寝が出来そうです。

ここからさらに二条城二の丸に出陣したのですが、門前まで行くと観光バスが5台も停まっていて、観光客でごった返してたので泣く泣く退散してきました。観光客であふれかえった伝統建築は無理して見ても良さが全く伝わってきません。見るだけ無駄。

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帰る途中に「京の町家学生設計コンペ」の過去の優秀作(このコンペは最優秀賞をとると実際に建ててもらえる)らしき町家と、巨大なバナナの木が生えたカフェを発見しました。疲れた・・・
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by hirano-eureka | 2006-07-27 09:58 | 最近の行動


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