2007年 05月 14日
浄瑠璃寺
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京都と奈良のちょうど県境あたり、電車で行こうと思うと一日5本も出ていないバスに乗らないといけないような人里離れた山の中にありました。



いや、これは本当に感動しました。まず配置が素晴らしい。森に囲まれた窪地の真ん中に池があって、それを挟んで本堂と三重塔がきれいに向かい合っています。で、門を入ると池の淵へのアプローチの軸が池の中心より本堂に傾けて視線を巧く操作していて心憎い。
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本堂内部は池の方向に向かって如来像が配されています。本堂は軒が低く作られていて、なんというか、仏と一対一で向かい合っているような、非常に親密な空間になっていて、不思議な感覚になります。各像の前には障子戸があって、開いている時には池ごしに拝めるようです。心憎し。
話によると春分秋分の日には薬師如来像の安置されている三重塔から日が昇り、本堂に日が沈むそうです。
本当に心憎い演出に溢れていて、小さいお寺ながらも非日常、というよりは日常に仏様が降りてきたような世界が作られていました。これは苦労していく甲斐大いにありですよ。
かわいいワンコもいます。
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by hirano-eureka | 2007-05-14 22:58 | 建築チクチク


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