カテゴリ:建築チクチク( 138 )

2008年 11月 27日
色即是空
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いやぁ、ショックです。前書いてた実施の六甲山展望台コンペ、一次落ちました。結構自信があって、これは絶対イケるよとか言いながら二次審査を睨んでプレゼンとか考えて進めていたくらいなんで、結構堪えます。三分一博志とかペロー事務所出身の前田さんとかが入選しています。最終プレゼンは公開らしいんで、是非見に行こうと思います。うーん。

で、TEPCOのイエガタ21世紀コンペを今日提出してようやくフリーになりました。こちらは建築の友人とやっていて、組むのは初めてなんで結構最初は不安だったのですが、なかなか楽しく進めることができました。今回はアイディア一発勝負的なコンペでしたが今度はもうちょっとがっつりやるタイプのものを一緒にできたらなと。

というわけで、二次審査がなくなってちょっと最後拍子ぬけになってしまいましたが今年はこれで主立ったイベントは終了かな。
って、なんか年内にできるコンペないかなと探している自分がいますが・・・

あ、あと近いうちに、とあるアトリエで働かせてもらいます。
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by hirano-eureka | 2008-11-27 20:53 | 建築チクチク
2008年 10月 12日
"The Beyond" 始動。
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展覧会、始まりましたヨ。って言ってももう二日目終わってしまいましたが。

オープニングパーティーには多くの方にお越しいただき、たまたま前を通りがかったデンマークから旅行で来た建築家夫妻が入ってきて色々お話したり、さらにはギャラリーの経営母体のお茶屋さんから舞妓さんが見学に来たりと、良い意味で想定外のハプニングが起こってくれて本当に楽しかったです。普段じっくり話すことのなかった人達と腹を割って話し合えたことも有意義でした。

閑話休題。展覧会、三連休中ともあって連日本当に多くの方にご来場いただいています。
毎日100人!近くの来場者数です。いやはや、本当にありがとうございます。

明日は連休最後の日なんで、まだご覧になっていない方は是非。
僕は火曜からほぼ毎日会場に詰めています。言ってもらえれば色々案内できますので、ここに書き込むなりなんなり連絡下さい。
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by hirano-eureka | 2008-10-12 23:36 | 建築チクチク
2008年 10月 06日
やばい、やばすぎる。
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ホント、ヤバいです。
展覧会の準備が佳境に入り、コンペもシェルターは終わったものの入れ替わりにまた一個入ってきてまた二つ同時並行で動かすことになり、他にも色々手を出して・・・いや、ホントやばいです。

でも楽しいんですけれどね。

で、昨日は青木淳のオープンスタジオの一環の講演会「模型から考えること」を聞きに神戸芸工大へ。
講演会ではペーターメルクリとの合同展に出品していた住宅の設計プロセスを99個!のスタディ模型の写真を見せながらプレゼン。殆ど変化が分からないスタディ模型達の間にも本人の説明を聞きながら見ると確かな思考の変化が見えてくる。
青木淳の建築ってなかなか「解らない」ものが多いのだけれど、その設計プロセスを見ると極めて解りやすいところからスタートしてることが分かる。
でもここで面白いのがスタートしてどんどんアイディアが展開されてゆくのだけれど、ある時点からそれを逆に畳んでいって、最後にちょっと歪んだ形で完成に至るところ。
なんと言ったら良いのだろう。0から頑張って1を生み出してそこから2,3....と行くのではなく、また0に戻そうとするのだけれど完璧に0にはならず、0.01くらいで止まるような感覚。
その0.01の誤差が「解らない」ものになる要因でもあり、また青木淳の建築の個性なのだと思う。

やっぱり青木淳は分かりやすいのだけれども解らない。

途中休憩時間に花田さんに挨拶。青木さんを紹介してもらう。数年前にナオキとやったシェルターコンペの案を覚えてくれていました。ちょっとびっくりした。


で、講演会の後はオープンスタジオ課題「模型から建築へ」の中間講評会。これは芸工大生の作品のみのエスキス。
ランダムに齧ったフランスパンを突っ立てただけのものから、巨大な装置でパフォーマンスをする人、微妙な差異を持った無数の模型を整然と配列させたものなど色々なものが出されていました。
ただ、(フランスパンの人を除いて)全ての人が、場所なり空間なり現実スケールのイメージから模型を作っていたように思えました。
それは今回のお題である「模型から建築へ」とはプロセスが逆で、建築の縮図としての模型であるような気がします。

まず「オブジェ」を作らないといけない。
それを見て自分の中のもう一人の自分がイメージを膨らませた時、初めてオブジェは「模型」になるのかな、と。

ん、でもそれはそれでなんかヘンだなぁ・・・

今回の「模型」とは一体なんなのかを色々考えていて、考えれば考える程、全て正しくて、また全て間違っているように思えてきます。

なんだかよく分からなくなってきた。


とりあえず自分は今ヤバい。それだけは自明だ。なんとかこの修羅場をくぐり抜けなければ。

写真は新しく始める事になった某コンペの敷地付近。寒い。
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by hirano-eureka | 2008-10-06 01:57 | 建築チクチク
2008年 09月 29日
多摩美図書館
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多摩美図書館です。伊東豊雄設計。
東京から1時間半、電車に揺られさらにバスに乗ってやっと辿り着くような所にあります。

いや、これはなかなか凄い建築ですよ。

反復するアーチであるとか、あと窓際にある滅茶苦茶長い読書机にずらーっと並ぶ椅子とライト、色々な要素が反復されて用いられているいるのにも関わらず、古典主義的な荘厳、ないしは重苦しい空間にはならず、あくまでも現代的で軽やかな優しい空間が出来ていたことは本当に新鮮でした。
これは湾曲するガラスと壁面を面一でおさめたりであるとか、視線が建築を通り抜けてゆくようにプランが隅に行くにしたがって曲線的にすぼんでゆくといった処理が細心の注意を払ってちりばめられているからこそ獲得できた空間なのでしょう。

豊雄さんはウチの大学の講評会に来た時によく「曲線一本一本にしっかりとした根拠がないといけない。建築家はその全てに責任を持たなければならない」と仰っていましたが、確かにこの建築ではひかれた曲線すべてがあるべき場所に納まっている印象がありました。

イマを捉えた軽やかさを持っていると同時に、アイコニックであるというのはなかなか出来る物ではありませんよね。

多分滅茶苦茶お金掛かってますけれど、少子化で学生確保に腐心する私立大学としては学校の「顔」を手に入れる事が出来た訳で、また建築家の方も思う存分色々出来た、なかなか「幸せ」な建築ではないでしょうか。
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・・・ただね、これでいいのかという疑問が自分の中でどうも残っています。
たしかにここには新しい空間が展開されていました。

新たな空間の創出に手詰まり感がある現代において、最近の豊雄さんの新しい建築へ向かう原動力であるアルゴリズムによる設計手法が、手垢にまみれていない、ピュアで新鮮な空間を生成していることには本当にわくわくしています。台湾のオペラハウスなんか凄まじいじゃないですか。

でもこの図書館は果たして「図書館」なのか。
新建築の月評で新居千秋がカーンを引き合いに出してアルゴリズムによる設計手法に対して疑問を表明していましたが、確かに春にアメリカ旅行で行ったカーンのエクセター図書館にはこの建築が図書館たる所以、というかある種の「超越性」がありました。

その「超越性」がこの図書館では希薄な気がするのです。

ここで、機能と形態が乖離していることが悪い事かと言われるとそうは思えないんですよね。
新しいものは旧来の物と違ってくるのは当然ですし、
え、これが図書館!?
といった驚きがない限りいつまでも同じ場所にとどまっていると言う事になる訳ですから。

なにか、そういった話ではない、別の次元で考えてゆかないといけないように思うのです。

あるものがそのものであるための超越性とは何なのだろうか、ということを。
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by hirano-eureka | 2008-09-29 00:54 | 建築チクチク
2008年 09月 15日
The Beyond
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前にも書きましたが、秋口に研究室で展覧会を開催します。

で、やっとこさサイトを始動させたので告知。
サイトへのアクセスはこちら

Flash勉強し始めて1週間で作ったにしては、まぁいい方だと思っておきます。
まだコンテンツが揃ってなかったり、挙動がところどころ怪しいですが適宜修正してゆきます。

一応こちらにも情報を載せておきますね。
期間:10月11~17日
開場時間:11時~19時
場所:ASPHODEL(京都祇園)

学部生の優秀作品、ドローイング、4回生の卒計前の最後の課題作品、研究室メンバーのポートフォリオなどを展示します。
僕は卒計とスタジオ、ポートフォリオを出します。

ちょうど京都は過ごしやすい良いシーズンなんで観光がてら見に来てください。
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by hirano-eureka | 2008-09-15 19:11 | 建築チクチク
2008年 09月 04日
インタビュー

オープニングパーティーの時に取材されたのが放映されています。
Design Associationという団体(デザイナーズウィークの実行団体)の運営するデザイン系の番組らしいです。
5分半くらいのとこから出てきます。

しかしなんかやっぱり僕、きょどってますよね・・・いつからあんな風に脇をペタって閉じた変なポーズで喋るようになったんだろう・・・なんかカマっぽいなぁ・・・
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by hirano-eureka | 2008-09-04 23:19 | 建築チクチク
2008年 08月 24日
夢のあと
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卒業設計日本一展、始まりました。30日までです。

ようやく卒業設計から卒業できた気がします。
ようやく、と言っても何か寂しいような、抜け殻になったような感じ。

オープニングパーティーにはメディア関係から建築家まで、100人もの人が詰め掛け、その中にはかなり著名な方も数多くいて、出展者と学生会議くらいでこじんまりと行われると思っていたんでこれにはかなり驚きました。
自分が把握しているだけでも日本設計の上の人、藤本壮介、藤江和子(多摩美図書館の家具の人)、高崎正治、新居千秋・・・でさらには竹山さんとO西100田ペアまで・・・
東京のチカラをまざまざと見せつけられました。やはり文化の中心も東京なのか・・・

そんな中でも楕円体を多用する人は凄かった。

「自分の身体コントロールできてない奴が空間をコントロールできるわけないよね」

「審査員に分かるものを作ったってそれは結局お釈迦様の手の上で踊ってるだけなんだよ」

「今もてはやされている若手は10年以内に消えるね」

「君は今死んだんだよ。だからまた0からなんだよ」

「浅きを見極め、深きに遊ぶ。それが僕らのやるべき事なんだよ。」

「建築ってのはね、King of Art なんだよ」

自分の中でもやもやしていた物を片っ端から全て明確なコトバにしてぶつけられました。
言葉にしてしまうとなんだか当たり前のように思えるんだけれども、気持ち良いくらいに、ここまできっぱりと言える人に今まで僕は出合った事がありません。
他にも色々と印象に残る言葉がありますが、過激すぎてここでは書けないですね・・・

この人に会えて本当に感動した。

まぁこの人の隣に座って話をしていると完全に調子を狂わされて、おかしなくらい飲んでしまい、翌日は本当に死んでしまいましたけれど。

いや、ホテルチェックアウトしてからミッドタウンのトイレで半日過ごしましたよ、ホント。
ご迷惑おかけした事を関係者各位にお詫び申し上げます。
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by hirano-eureka | 2008-08-24 18:30 | 建築チクチク
2008年 08月 13日
農学部中庭コンペ案
忙しい。展示準備がこんなに大変だとは。
合間をぬってこの間の農学部中庭コンペの案を載っけておきます。以下コンセプト文より転載。

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by hirano-eureka | 2008-08-13 13:24 | 建築チクチク
2008年 07月 23日
解せぬ
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例のコンペの結果が発表されました。
残念ながらうちの研究室は僕と先輩の二人が出したんですが全滅でした。

まぁ、そういうわけなんですけれどもね。
正直かなり不満です。
敗者が不平を言ったところで負け犬の遠吠えにしかならないのを承知で書きますが、
なんであんなものが最優秀、優秀を取るのか、僕にはまったく解せません。
ランドスケープの評価基準がそういうものなのかもしれませんが。
審査員が誰かを公開していない事もあって、傍から見ていて出来レースにしか見えません。

誰か受賞作の良さを説明してください。
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by hirano-eureka | 2008-07-23 20:28 | 建築チクチク
2008年 06月 28日
死闘の末
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出来たー!

この星に生まれて良かったぁ~!
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by hirano-eureka | 2008-06-28 16:17 | 建築チクチク