カテゴリ:最近の行動( 151 )

2014年 06月 08日
Alive
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バタバタしています...

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by hirano-eureka | 2014-06-08 23:53 | 最近の行動
2014年 02月 18日
ふたたびのニューヨーク
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ニューヨークを引き上げて日本に帰ってきたのがちょうど一年前のこの時期でした。それから一年経って、不思議なことに今またニューヨークに戻ってきています。

実は研究の助成金を獲得したので、それの調査のために来ているのです。
この研究、「建築における出版の意義、可能性の研究」をテーマに、海外の建築理論・批評誌を調査するという内容で、当初は世界中色々な地域をまわる予定だったのですが、あまりお金を貰えなかったので今回は寒波の影響で航空券が底値をついているニューヨークに絞って調査をすることになった訳です。20年ぶりの大寒波とだけあって航空券、ホテルともに普通ではあり得ないくらい安くはなっていたのですが、以外に寒くはなくホッとしています。
一週間かけてニューヨークを拠点に出版をしている大小いくつかの建築理論・批評誌の編集者と、教育機関の学部長にアポをとってインタビューをおこなう予定です。プリンストンにも戻って、自分が卒業して直後にDeanに着任したAlejandro Zaera Poloにもインタビューしてきます。

今回のリサーチにはきっかけがあります。現在東大の建築から建築理論・批評をテーマとした季刊誌を出そうという計画が進行中で、これは元を辿れば昨年自分がまだNYの事務所にいたときにジェシーが小渕さんと打合せで「日本には以前は建築文化とかSDのような雑誌があったのになくなってしまって、それをなんとかできないだろうか」と言っていたのが事の始まりなのですが、実際に出版を始めるにあたってどのような方向性でやるのかを見極めるためにも他の事例を調査しようということになったのです。

広義には「建築とメディアの関係性の研究」といえると思うのですが、これは偶然にも自分が博士に入る時になかばでっち上げたテーマと字面が一致するのです。当時は「メディア」を建築に投影された映像として、それがどのように建築の形態への影響を与えるのかということを念頭に「建築とメディアの関係性」というキーワードを使っていて、今回の意味とはズレているのですが、何かうまく両者を接続することは出来ないかと考えています。このテーマについて、また偶然にもプリンストンのBeatriz Colominaが「マスメディアと近代建築」や「Clip Stamp Fold」などで取り扱っていたりと、不思議に繋がっていたり。

インタビューを英語はおろか、日本語でもやったことがないんで不安でいっぱいではありますが、何事も経験が大事、色々挑戦してきたいと思います。
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by hirano-eureka | 2014-02-18 11:17 | 最近の行動
2014年 02月 03日
Japanese Junction 2013-14について
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展覧会も終わり、少し一段落した感があるので久々の更新を。
昨年帰国後ディレクターに就任して一回目のJapanese Junctionが無事終わりました。会場がなかなか決まらずお金もなくハラハラし通しでしたが、会場を二社から提供してもらい、またお金についてもスポンサーから協賛してもらえたのとさらに助成金をもらえたので、会の運営の安定化を第一目標にディレクターに就いた自分にとっては一歩前進させることができたように思います。
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ここで少し今年のJJ展を振り返ってみたいとおもいます。
今年の一番の特徴としては、コンピュテーショナル・デザインを用いて素材のあり方に焦点をあてた作品の増加が挙げられます。デジタル技術を応用した作品はすでに例年多く見られていましたが、今年はデジタル技術を単なる形態操作に用いるのではなく、木目をスキャンしその画像を処理してロボットアームの加工に反映させたり、カーボンファイバーを編み込むことによって構造体を作る試みなど、素材の特性や環境などの従来デジタルで扱う事が困難であったアナログ的な要素の設計パラメータへの応用を試みた作品が目立ちました。
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数年前に東大で開催された世界建築教育シンポジウムで、山本理顕を筆頭に日本の建築家達が「デジタルだとスケールが把握できないし形態遊びに陥るから良くない。やっぱり模型が一番」といった旨の主張を繰り返したのをはじめとして、国内では議論がデジタルvsアナログという短絡的な二項対立に陥っていた感があります。そんな二項対立を越えるような思想が成長してきたように思いました。
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新居千秋氏、今村創平氏、小渕祐介氏、長坂常氏をお呼びして開催した講評会でもそのあたりに議論が集中していました。今村さんが新建築の二月号に展覧会の紹介記事を寄稿されていますが、そちらでも同様の内容でそれぞれの作品を解説されています。
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講評会については、以下のリンクより録画を視聴することができます。当日Ustreamする予定が、会場のネット環境のトラブルで出来ず、スタート時間を大幅に割り込んだため冒頭の挨拶でかなりテンパっている自分が出てきます...

Japanese Junction 2013-2014講評会

前半)http://youtu.be/up3Nnxh8774 後半)http://youtu.be/TU2cJGuWIgA

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2010年から始まったJJ展ですが、3回の開催を経て、一般にも広く認知される展覧会になってきたように思います。そしてディレクターが交代したこともあり、今までの開催で得られたリソースをどのように活用するかも考えてゆくべき段階に入ったように感じています。
過去三回の展覧会の開催で10カ国20校から合計58作品が展示され、それに合わせてJJ展出展者のネットワークも大きく成長しました。この中にはJJ展への参加後様々な活動を始めている人が多くおり、彼らの活動を紹介できるプラットフォームを作れないかと考えたのが今回初めて開催したEmerging Trajectoriesの企画のきっかけでした。
Emerging Trajectoriesは海外での留学を終え、現在国内外で独自の活動を行っている若手建築家の思想を紹介する展覧会です。留学前、留学中、そして現在の作品を展示することで、三つの時代の作品を通して彼らの思想がどのような「軌跡」(Trajectories)を辿って変化したか、そして何が一貫して核としてあり続けているのかを表明するような展覧会となっています。
JJ展は留学中の学生のスタジオでの作品を展示し、現在世界においてどのような建築思想・教育が進行中であるかを考察する展示であり、ある意味「点」の展覧会であるとすると、ETはそれぞれの出展者がどのように自身の思想を変化させてきたかという「線」の展示であるといえます。この「線」の展示によって、JJ展では見せることの出来なかった、留学がもたらす思想への影響や葛藤を知ることができ、日本と世界の建築の関係を考える上でより広い視点の提供が可能になると考えています。

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会場はドイツの台所機器メーカー、ミーレの表参道ショールームで、隈さんの根津美術館の交差点を挟んでお向かいにあって、しかもインテリアは隈さん設計という空間でした。ギャラリーなどの展示空間のようなニュートラルな空間ではなく、製品の展示されているショールーム、しかも建築家デザインというかなり「色」のある空間で、どのように展示をするかというのが非常にチャレンジングでしたが、それぞれの出展者が自身の方法をもってそのような特異性を逆に自身の表現に活かすような展示が成功したように思います。
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三階に展示した阿部さんは、オーブンに模型を入れたり、会場の備品のスプーンや器などを即興的に展示に取り入れて独自の世界観を構築していました。アートの分野ではサイトスペシフィックな展示が多くなっていますが、建築の展示、もちろん建築そのものはサイトスペシフィックなものですが、そうではなく建築のアイディアのリプレゼンテーションではサイトスペシフィックなものは殆どないように思います。そういう意味でも今回の展示は意義深いと思いました。
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こちらの出展者の人選については、過去にJJ展に参加したという事以外は特に意図はなく、ある意味「寄せ集め」であるといえます。話が脇道に逸れますが、メタボリズムの成立経緯というのは、メンバーを見ると浅田周辺、丹下研究室のメンバーが寄せ集められていて人選自体に最初から意味があったわけではありませんでした。そういう一見寄せ集めのグループから「メタボリズム」という共通のキーワードが生み出され、歴史に残る日本での建築ムーブメントになったのです。しかし、メタボリズムという言葉に集約される概念自体は、グループを結成する以前から各メンバーに共通して存在していた筈です。
今回の展覧会の出展者も一見特に共通項がない寄せ集めに見えますが、この展覧会、そしてシンポジウムでそれぞれの「軌跡」を探ることによって、それらの軌跡の接近したり交差したりする部分を見出し、全体に通底する一つの大きな流れを炙り出すことが出来るのではないかと考えました。
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Emerging Trajectoriesの関連イベントとして、パリでDGT Architectsを主宰する田根剛氏をゲストとして迎えてシンポジウム「Tracing Trajectories」を東大を会場に開催しました。ET出展者と田根氏に各自の建築思想とその「軌跡」をプレゼンテーションしてもらい、その後プレゼンテーションをふまえてディスカッションが行われ、全員の思想に共通してあった「共有」というキーワードを元に、建築によって何を、どのように、そして誰に対して「共有」することを考えているのかをそれぞれの出展者が答える形式で進行しました。槇文彦が近著「漂うモダニズム」において、現代の建築の状況を、モダニズムという船が無くなり大海原に漂う個人がエンパシー(共感)によって繋がっていると表現しています。そういった状況の中で、我々若手の建築家はどのように「共有」「共感」もって活動してゆくのかを考える機会になったように感じました。
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このシンポジウムについてもYoutubeにて録画を見ることができます。

Emerging Trajectoriesシンポジウム「Tracing Trajectories」

前半)http://youtu.be/Pz2FHcIkJHQ 後半)http://youtu.be/PJXpXOZjRkQ



こんな具合にざっと今年の印象を書いてみましたが、今回初めて展覧会のディレクションをしてみて、本当に多くの議論が一個の展覧会から引き出せることにある意味消化不良に陥ってしまいました。出展者としての参加でなく、全体を俯瞰する立場になると本当に。それぞれ個性、思想の違う作品があれだけ集まっている訳ですから当然ではあるのですが。そういった点でも、年に一回展覧会を開催するだけの活動からもう少し幅を拡げて展覧会から引き出された様々な議論を発展させることができたらなと考えています。
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by hirano-eureka | 2014-02-03 22:30 | 最近の行動
2013年 12月 08日
"Japanese Junction", "Emerging Trajectories"
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2011年より今までは一出展者として参加していた「Japanese Junction」ですが、今年からディレクターとして、企画、運営をやっています。最初はどうなることかと思いましたが、なんとかここまでこぎ着ける事ができました。以下開催概要を。

2010年から毎年開催されている展覧会「Japanese Junction」が今年も12月20日よりLIXIL GINZAにて開催されます。海外で建築を学ぶ日本人留学生の作品を紹介する展覧会で、今年は合計4カ国より13作品が展示される予定です。また今回はゲ スト出展として、東大小渕研より一作品が出展されます。21日には講評会が会場近くのAGC studioにて行われる予定です。今回はゲストとして、新居千秋氏、今村創平氏、小渕祐介氏、長坂常氏をお呼びしています。

また今年はJJ展に加え、新企画として「Emerging Trajectories」をミーレセンター表参道にて同会期で開催します。こちらは留学を終え、現在国内外で活動を始めた5人の若手建築家に留学前、留 学中、そして現在の作品を展示してもらうことでそれぞれの「軌跡」を表明してもらう企画となっています。23日には東大工学部一号館3階講評室にてフラン スで活動されていて、最近では国立競技場コンペ最終案でも話題となった田根剛氏を迎え、出展者5人とのトークイベントを行います。

詳しくはウェブサイトをご参照ください。
http://japanesejunction.jp/

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by hirano-eureka | 2013-12-08 21:39 | 最近の行動
2013年 08月 16日
ご無沙汰。
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長らくご無沙汰しています。
四月に東大に入学してからばたばたしているうちに、いつの間にかお盆になってしまっていました。ようやく一息ついているところです。

博士課程というのが何をするものなのか今ひとつ分からずに入ったのですが(そしていまだに分かっていないという...)案外やる事には困らないというか、ともすると雑事が次から次へと降ってくるような具合です。とにかく刺激には事欠かない生活を送っていました。

度々ここにも書いたと思いますが、数少ないプリンストン建築出身の日本人の一人で3年程前に隈さんの声掛けで東大に来て特任准教授をしている小渕先生の下で色々活動をしています。今年から小渕先生が担当している東大の「建築意匠」という講義のアシスタントがその一つでした。講義の構成からレポート課題の内容まで、二人で議論しながら決めてゆくという、アシスタント以上の役割を任せてもらえたので良い経験ができました。「New Paradigm of Architecture」という講義のタイトルで、毎回一つのキーワードをもとに二人の建築家をピックアップして彼らの思想、バックグラウンド、作品について解説し、コンピュテーション建築について論じるというものです。二人の建築家というのは、活躍した時代はデジタル以前、以後といった具合に異なるものの共通する思想、手法を持つ人物で、例えばキーワードは「Processes : Compositional/Biological」で、Peter EisenmanとGreg Lynnを取り上げた回では、WittkowerのPalladio分析からColin Roweへの流れ、そしてその中で見出された9スクエアグリッドを建築の生成に意識的に利用したEisenmanについてミニマリズムとの関係も含め解説しさらにDarcy Thompsonなどを紹介しながらGreg LynnがEisenmanらの手法をデジタルによってどのように発展させたかまでを語ると言った具合です。90分では到底収まる内容ではないですが、まだ初年度なのでそのあたりは今後改訂してゆければなと話しています。講義のブログがあるので、興味のある人は覗いてみて下さい。一番最初の投稿に講義トピックのリストがあります。日本ではあまり取り上げられないような建築家も結構入っています。このように日本では普段触れる事のない建築思想を紹介し、それが歴史の流れをどう受け継いでいるのかを解説する講義というのは恐らく無かったのではないでしょうか(少なくとも京大東大ではありませんでした)。そういった意味でも非常に意義のある講義だなぁと思っています。
講義のアシスタントに加え、小渕先生の大学院留学生向けのゼミも受講していて、そちらは講義と取り上げるトピックは共通しているのですが、毎週テーマに関するエッセーを何本も読んでそれについて発表、議論をするという内容。直接建築に関係するものだけではなくドゥルーズ・ガタリやら、複雑系、生物学の論文もかなりあって面白かったのですが、なかなかハードでした。

ここまで書いてみると、一体自分はどこの研究室に所属しているのかとなってしまいますが、隈研の方の活動にも参加していました。隈研では中国の実施プロジェクトに関わっていて、内容は控えますがクライアントとのミーティングに参加するために杭州・上海に行ったりしていました。中国へ行くのは初めてで、2泊3日の弾丸旅行だったのですが、普通の観光旅行ではできない経験を色々させてもらいました。クライアントとの食事会ではカエルやら臭豆腐、ヘビまで頂いたり。
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しかし話には良く聞く、というかもはや常識になっている中国の建設ラッシュですが、実際に目の当たりにすると改めて衝撃を受けます。杭州の空港から中心街に向かうまでの間に何十本ものタワークレーンがそびえ、全く同じ形をした高層マンションがコピーペーストのごとく増殖してゆく様は異様。さらに富裕層向けの超高級分譲住宅地ではイギリス風の豪邸が建ち並び、内装も贅の限りが尽くされていたり...(巨大な円筒形の水槽が部屋の真ん中に鎮座して、中には金魚が泳いでいたりする)そんな光景を目の当たりにして、なんとも言いようのない違和感を覚えたのでした。殆どの物件は投資目的に建設されているようで、実際に入居しているものはあまり無いそうです。
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杭州ではクライアントが全て行動をアレンジしていたので街へは一歩も足を出さなかったのですが(世界遺産の西湖すら行っていない)、その後新幹線で移動した(本当に日本の新幹線そっくりでした)上海では少し街を回ることができました。新天地、南京東路、外難、豫園を弾丸で見て回っただけなので街の雰囲気が分かったのか怪しいところなので再訪したいところです。15分だけ滞在した豫園では「自然」という概念が文化によって全く異なっているという事を改めて認識したり。

学外の活動としては、去年まで出展者として参加していたJapanese Junction展に、今年からディレクターとして運営に関わるようになりました。まだまだ企画を練っている最中で、しかも色々難航しているのですが、今年も刺激的な展覧会が開催出来るよう頑張っていますので、よろしくお願いします。
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by hirano-eureka | 2013-08-16 23:16 | 最近の行動
2013年 03月 14日
Goodbye America!
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本日をもって三年間に渡ったアメリカでの生活が終わります。最後の週末にはプリンストンの同級生達と集まってパーティを開いたのですが、そこで皆から寄せ書きや餞別など思いもしなかった嬉しいプレゼントを頂き、涙腺がゆるんでしまったり。プリンストンでの二年間は本当に良い仲間に恵まれていたのだな、と改めて実感。これからも何かの形でお互い世界のどこかで関われてゆければと思います。

恐らく、NYに戻ってくる事はもう当分ないでしょうし、ましてやアメリカに住むなんて事はこれから一生ないでしょう。ただ、次にNY,Princetonに戻ってくることがあれば、今度は学生としてではなく、もう一回りふた回り成長した形で、こちらから何かを与えられる立場で。そんな事を心の隅に置きつつ、これからのまた新しい数年間を展開してゆきたいです。
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by hirano-eureka | 2013-03-14 21:23 | 最近の行動
2013年 02月 27日
ご報告。
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昨年、卒業して就職と、一つの区切りが出来た云々と確か書いた筈ですが、それから一年、早くもまた一つ区切りが出来ます。というのは、
東京大学大学院 隈研吾研究室 博士課程への四月からの進学が決定しました。性懲りも無くまた学生に逆戻り。なので、三月をもって現在の事務所を退職し帰国します。

なぜこのタイミングで帰国、しかも博士課程進学?と思われる人も多いと思います。実は当の本人も未だに良く分かっていないのですが笑。留学後の帰国のきっかけとそのタイミングとしても、そして今後どのように建築をやっていくかを見極める上でもこれが一番自分に適した選択肢であるように感じたということでこのような形になりました。

三月はちょうどJesseが率いるPrincetonのJapan Studioの日本旅行があるので、それと一緒に帰国します。初めての東京での生活におっかなびっくりですが、東京近辺の方々、よろしくお願いします。


ところで東京ではJapan Studioに合わせて、事務所の実質的な処女作であるドバイのオフィスビル”O-14”についてAAから出版された書籍”O-14 Projection and Reception”の発刊記念シンポジウムが東大で3/17に開催される予定です。まだ詳細は決まっていないようですが、本にエッセーを寄稿したSylvia Lavin, Jeff Kipnis, Sanford Kwinter,そして編集のBrett Steeleが参加するとのことで、なかなか面白いディスカッションが展開されるのではないかなと(ただ最初の三人がヒートアップすると、とても議論についていけないような状況になる可能性も…)
あと、同じ日のシンポジウムの前には東大とPrincetonの合同Mid Reviewがあるそうですよ。
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by hirano-eureka | 2013-02-27 12:52 | 最近の行動
2012年 12月 26日
Christmas
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Wishing you a merry Christmas...
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by hirano-eureka | 2012-12-26 07:45 | 最近の行動
2012年 11月 19日
Website Launched
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卒業したらウェブサイトを立ち上げようと思い立ってから早数ヶ月、ようやく立ち上げました。
toshiki-hirano.comです。
htmlタグから、jqueryと、何がなんやらさっぱりの状態から始めたのですが、コツコツ勉強してなんとかここまで辿り着きました。ローディングが遅いのはたぶん安サーバーのせいです。トップページはムービーが流れる仕様なのですが、大抵の人が再生開始までに次のページに移ってしまうような気が・・・
コンテンツはさして目新しいものはありませんが、これから何ができるかもう少し考えてみようと思います。
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by hirano-eureka | 2012-11-19 12:46 | 最近の行動
2012年 07月 23日
Queens
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ニューヨークに到着後、翌日から勤務を開始したのですが、肝心の住む場所が決まっていないような状態だったのでしばらく同期で同僚の友人の家に居候させてもらっていました。彼は生まれも育ちもニュージャージー、今住んでいるのもマンハッタンからハドソン川を隔てた反対側のニュージャージー州の街Hobokenで、マンハッタンからはPATHというハドソン川の下をトンネルでくぐる電車に乗ってアクセスするという具合。事務所からは一時間程度と若干遠いのが難ですが、Hobokenの街は目抜き通りにレストランやカフェが建ち並んでいて非常に便利でしかも雰囲気もよく、出勤時に川沿いを歩くとマンハッタンのスカイラインが一望できるというのはなんとも贅沢でした。

一方住まい探しの方というとニューヨークの日系不動産に片っ端から問い合わせるも返ってくるのはどこも「予算+100ドルだと紹介できるものが幾つかあるのですが」といった具合で、もうこれで住む場所が見つからないままホームレスにでもなってしまうのではなかろうかと絶望感に浸っていたのですが、そこに一本の電話が。なんでもQueensで新築の一戸建てで未入居4人シェアという奇跡的な条件。

という訳で、Queensで新生活が始まりました。実は在学中2年間BrooklynもQueensもほとんど足を踏み入れた事が無く(せいぜいAsymptoteのオフィスにスタジオで数回行った程度)、電車から見下ろした建物の屋上には落書きがびっしりで最初はおっかなびっくりだったのですが、ようやく慣れてきてマンハッタンとは全く違った魅力がある事に気づき始めました。
自分の住んでいるエリアはWoodsideといって、ヒスパニック系、パキスタンインド系、中国、韓国人が多いとのことなのですが、確かにヨーロッパ、アフリカ系は街を歩いていてもほとんど見かけず、飛び交う言葉も英語よりも何語かも分からないものの方が多いような具合。で、20分くらい歩いて隣町に行くと今度は小さなチャイナタウンになっていて公園では昼から中国人のおっさん達が博打に興じ、街角ではブルーシートに囲われて中が見えない屋台で何やらあやしげな料理が売られ、全体がトイレの臭いがする巨大スーパーがあったり。
オフィスへは7ラインといって、タイムズスクエアからグランドセントラルを経て、東へ東へQueensに延びてゆく地下鉄に乗って通勤しています。地下鉄といっても実際に地下を走っているのはマンハッタン内くらいで、その後は高架を走って行くのですが、その高架下に沿って繁華街が広がっていて、全く別物とはいえ神戸出身の自分としてはなんとなく三宮元町を思い出してしまいます。朝の通勤時間帯は日本並みのすし詰め列車なのですが、そのぎゅうぎゅう詰めにされている人達は皆体型も顔つきも肌の色も全くバラバラで、日本とは大分印象は違います。毎朝そんなバラバラの人々が遠くにエンパイアステートビルを見ながら、その足下に広がるマンハッタンの街に吸い込まれてゆく光景には、ハッピーだとは当然言えないけれども物悲しいかと言われるとそうでもない、色々混ざり合ったなんとも複雑な感情を抱かせられます。
これからしばらくその集団の中の一人として、この街、この国を見つめてゆきたいと思います。
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by hirano-eureka | 2012-07-23 10:10 | 最近の行動