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2009年 03月 25日
室生寺
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某moka先輩のmixi日記に触発されて、奈良の山奥に分け入って室生寺を見てきました。
大阪から一時間半近鉄に揺られ、さらに一時間に一本しかないバスに乗って行くという、結構大変な場所にあります。僕は駅でおっさんに誘われてそこにおばさん三人組も加えた5人でタクシーに相乗りして行きました(笑

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by hirano-eureka | 2009-03-25 22:15 | 建築チクチク
2009年 03月 22日
Imminent Domains
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たしか18日でしたか、京都造形大で行われた講演会「Imminent Domains」に行ってきました。
この講演会は東大とプリンストン大による今後3年間にわたる同名の共同プロジェクトの一環として行われたものらしいのですが、そもそも「Imminent Domains」ってなんだ?って感じですよね。いちおう直訳すると「差し迫った領域」、つまり早急に議論されるべき領域、21世紀に入りますます混迷を深めつつある世界においてどのような議論が建築、都市の領域において可能なのか、またなされるべきなのだろうかということでしょうか。

出演者は、磯崎新、隈研吾、竹山聖、團紀彦、阿部仁史、Sanford Kwinter,Jeffrey Kipnis,Stan Allen,Reiser Umemoto,浅田彰と超豪華、多人数でいくら4時間あっても収拾がつかないんじゃないかと思っていたら案の定個々のプロジェクト解説に大半の時間が費やされ、議論は急ぎ足で消化不良に。

今回のシンポジウムではあまり具体的かつ強いテーマが設定されていなかったためか(一応MicroMega ProjectsとThe Future of the Big Projectの二つがあった)それぞれの建築家のプレゼンの内容も一つの共通する軸があるわけでなく各自の興味を一方的に紹介するにとどまってしまい、後半部に入ってさぁ議論しましょうと言っても前のプレゼンが参照されずに話が拡散してしまい結果全体としてイマイチ盛り上がりに欠ける事になってしまったのかな、と。

以下ざっとメモ取ってた範囲でプレゼンの概略を。

スタンアレンは群衆が建築を埋め尽くすグルスキーの写真の紹介を皮切りに建築・都市・インフラ・ランドスケープの境界を曖昧にしてゆく自らのプロジェクトの紹介。

Reiser Umemotoはドバイの都市計画の矛盾、そしてそれが引き起こす都市問題の指摘をし、その中で自分達はどのようにそれに対処しているかを二つのプロジェクトの紹介で説明。彼等の分析は正直言って目新しさは無かったし、プロジェクトもなんか結局ドバイで繰り広げられる奇抜な形態を競うゲームに飲み込まれてしまっているように感じました。

竹山聖は自身のプロジェクト「不連続都市」の紹介。最初はコンセプト文を日本語英語両方で滔々と朗読していたが、浅田彰に急かされてテンションが下がったのか徐々に声のトーンが落ちていったのが印象的でした。曰く「建築とは都市のfragmentである」と。

阿部仁史は接触面というキーワードを元に過去のプロジェクトからつい最近コンペで取ったプロジェクトまでを紹介。身体と建築との接触というミクロな視点から建築とランドスケープとの接触というマクロなものまでシームレスに一つのテーマを持って設計に臨んでいるとのこと。

中でも興味深かったのは磯崎新で、孵化過程を起点にエレクトリックラビリンス、奈良ホール、ヴェネチアビエンナーレ、そして最新のカタールのプロジェクトなどをDVDで紹介。その中に通底する恣意性の問題、つまり磯崎新の言葉でいうところの「切断」についての問題提起は現在でも議論の意義があるテーマ、というか今だからこそ考えなければならないテーマではないかと感じました。
後半の議論でも「建築と都市個別に語る事は意味が無い」「人と人との関係性がどうなるかしか興味が無い」といった趣旨の発言をしていて、そこから最近の思考が伺えて興味深かったです。この発言を聞いてから彼が審査員を務めた仙台メディアテークや横浜大桟橋を見ると、ああなるほどなという感じがします。

と、色々メモを見たり思い出しながら書いていると、シームレス化という言葉がキーワードなのかなという気もしてきました。

プリンストン大のページに告知文が載っていたので転載しておきます。
Imminent Domains
Unfolding over the past 15 years, a paradigm shift has opened up new potentials for architecture and the city. Advances in technology, and more importantly, the cultural energies that inform them have changed the face of architecture. The lecture series, "Imminent Domains" will examine a diverse set of approaches to this expanded field by a renowned group of international architects. Particular emphasis has been given to japanese practices as part of a new initiative for the school of architecture's Japan program. This initiative will be the first of a three-year project exploring new models of architecture and the city in collaboration with Tokyo university.

今後どのように展開していくんでしょうね。

そういえばあんまり議論とは関係が無かったように思いますが、浅田彰がCCTVの火災を世界情勢、建築の潮流の一つの大きな区切りとして述べていました。
錯乱のニューヨークでドリームランド、ルナパークの火災に意味を見いだしていたレムが、今度は自身の設計した建築で同様に他者に意味を見いだされるという構図はなんとも不思議です。
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by hirano-eureka | 2009-03-22 20:43 | 建築チクチク
2009年 03月 04日
かふんしょう
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ものの見事に花粉症になりました。
薬飲んでも、点鼻薬打っても、マスクしても鼻水が止まりません。
今日はなぜか症状が軽いけれども、目の周りが痛い。

今日はせんだいの搬出日で4回生はバタバタと慌ただしく動き回っていました。午前中に全部終わらせた人もいれば、昼過ぎ締切ぎりぎりまでポーフォリ・パネルを作っててんやわんやになっている人もいたり。
うちの研究室の4回生は見た感じパネル・ポーフォリともにいい感じに仕上がっているように思いました。
さぁ、今年も京大が獲るか。こればっかりは開けてみないと分からないですね。

12月に向けてポートフォリオを作り始めました。研究室配属用、展覧会用に続いてこれでポーフォリ作るのは三回目です。正直自分の過去の作品のデータを漁るのに嫌気が差して来ました。今回は英語で全部説明を書かないといけないのでそれに合わせて今までとは違う構成に必然的になってきます。
京都のコンテクストの説明とか、日本特有の文化の説明。そのあたりをどのようにするか。
なかなか頭が痛い問題ですがもう一度別の視点から自分の設計思想を見直す機会にもなるので結構興味深いものでもあります。
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by hirano-eureka | 2009-03-04 21:05 | 最近の行動
2009年 03月 01日
ヂプロマキョウト
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Diploma × KYOTO '09卒業設計展に初日、二日目と行ってきました。初日は講評会で審査員は内藤廣、古谷誠章、妹島和世、平田晃久で、二日目にあったシンポジウムは五十嵐太郎、長谷川裕子、南後由和が参加と、例年通り豪華メンバーが揃っていました。
まず今年の出展作品の全体的な印象から書くと、まずここ数年の傾向としてあった圧倒的な京大の存在感が薄れ、代わりに立命を筆頭に関大や近大の作品に目を惹くものが増えてきた感じがします。京大の作品は二日目のシンポジウムで五十嵐太郎が「Form giver」と評していたように、例年他を圧する造形力と規模にものを言わせてこの展覧会では上位をほぼ独占してきたのですが、今年は造形で突出したものは皆無に近く、規模に関してもおとなしくなったように思いました。
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で、講評会の結果はというと、最終プレゼンに進出したのは8人中3人が京大勢、最終的には1位を上の写真の作品のうちの研究室の女の子が穫り、二位は立命館の鶴橋近辺の在日韓国人エリアに過去に存在した河の記憶を暗示させる計画、三位は京大といった具合に。
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一位を穫ったうちの研究室の子は学内では二次審査にも進めなかったのですが、諦めずにプレゼンマテリアルの吟味ブラシアップを続け、今回リベンジ。対して学内で最優秀賞を穫った同じくうちの研究室の後輩は今回は最終プレゼンに進めず。一方でアイディア、設計はすばらしいのにプレゼンの完成度が学内の時点ではまだ低かった後輩は今回も間に合ってはいませんでしたがじわりじわりと評価は上げているのでせんだいまでにブラシアップが間に合えば化けてくれるのではないかと期待しています。
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場が変われば評価も一変する。
ただ僕は諦めるな、としか言えない。
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by hirano-eureka | 2009-03-01 22:08 | 建築チクチク